国保料値下げで対都申し入れに参加
国保料値下げで対都申し入れに参加
12月25日に、日本共産党東京都委員会、都議団、市区町村議員団は、異常な物価高騰の中、
高すぎる国民健康保険料（税）を引き下げるようにあらゆる努力をするように求めて、東京都
の小池百合子知事あてに申し入れました。私も参加しました。
東京都が11月に示した試算では、国保料軽減のため立川市などの自治体が独自の繰り入れを
行わなわい場合は、加入者一人あたりの国保料が平均で今年度比6.6％（1万1826円）もの値上
げになり19万1682円の見通しです。立川市の場合は、18万2389円の見通しです。
申し入れでは、国が国保料の全国水準完全統一を目指すもとで、都が国保料の完全統一を行
う目標年度を定めようとしていると指摘。自治体独自の繰り入れが削られれば「保険料の値上
げに拍車がかかる。加入者にとって負担能力の限界をはるかに超え、より一層深刻な事態を引
き起こしかねない」と強調しました。都として国保料を引き下げるあらゆる努力をすることを
求めました。
国保制度が、年金生活者や非正規労働者など収入が少ない人が加入する制度であり、医療費
の多くかかる高齢者の加入者が多いことなど構造的問題を抱えていることについては、東京都
も市長会も国に抜本的対策を求めています。こういう構造的問題がある国保から国は子育て支
援金を分担金として出させようとしています。まったく筋が通らない話ですが、東京都は国に
おいて説明されるべきものと他人事のような回答には腹が立ちました。
立川市の国保運営協議会も値上げの答申を出そうとしています。今回の要請を市民に知らせ
ながら値上げ反対でがんばります。