一般質問の反省点について

一般質問の反省点について

 11月28日に一般質問を行いました。行財政問題や基地問題、まちづくりについて質問しました。

市民の声や私の思いは伝えることができたと思う反面、もう少し準備をしていればという思いもあり

ます。今回の反省点は、根川の水流確保についての質問です。時間配分が悪くて質問しきれなかった

と感じています。

 この問題は、これまでも多くの議員が質問していて、各議員の会議録を読みました。みなさんよく

調べていてなるほどと思う質問でしたが、市側の壁は厚いと思っていました。何か違う視点はないか

と思い、あれこれ考えをめぐらしていましたが、過去との事業費の違いはどうかと思いついて比較し

てみると、下水道の高度処理水を流す事業を始めた1992年当時の建設費は8億円でした、維持管

理費は年間4千万円。現在、これまで使った事業費は2億2700万円で維持管理費は1200万円、

やはり、相当の開きがありました。これで、根川の水流確保にはしっかりとした財源を投入する必要

があるという論が立ちました。質問でもなるほどと聞いている人には思ってもらえたのではと考えて

います。

 ただ、反省点は、この論をもう少しインパクトを持って質問できたのではないかということです。

例えば、当初の事業が行われた1992年、今から32年前の8億円ですから相当力を入れたプロジェ

クトだったということを強調すべきではなかったか。それを理解してもらうためには、当時の8億は

現在ではどれくらいになるのかと言えばよかったと反省です。気が付いてはいたのですが、時間を気

にして言わなかった。ちなみに、1992年の制定賃金は601円で、今は1226円で2倍以上に

なっています。事業費が2倍とすれば16億円」。現在の物価高騰や人手不足を考えるともっと上がっ

ているのではないか。

 青木市長の時代ですが、根川の水流確保、自然や環境を守るためには、それくらいかける価値があ

るということをもっと強調したらインパクトのある質問になったのではないか。また、根川がどれほ

ど貴重な存在か、市民に喜ばれている憩いの場所かと言うことを市民の声として質問の中で紹介すべ

きではなかったか。などなど反省はいろいろありますが次回の質問に活かしたい。